丸友山地のあなごは、「美味しい」「一味違う」と納得していただける味を求めて、日々精進しております。
中国産やペルー産の選ばれた良質の穴子であっても、加工の前に必ず行わなければならない大切な工程が2つあります。
まずは、異物検査です。
次に、一次加工の「ぬめり取り」です。特に天然の穴子が持つ「ぬめり」は臭みの元で、これを下処理でしっかり取り除いておかなければ、穴子本来のおいしさは味わえないのです。
当社では、この下処理の際、薬品などを使わず、養分が流出しないよう、塩分と水のみを使って丹念に洗浄します。長年の経験にもとづいて、塩分の加減や水温を微妙に調整することで、老廃物が除去され、匂いの元を取り去ることができます。
塩分や水温を調整したり、水を何度も取り替えたりする下処理は、 時間と手間を要する作業ですが、このひと手間を惜しんでいては、本来の旨みは引き出せません。
まず、最初に下焼きをします。
下焼きした穴子を、弊社オリジナルのたれに漬け込み、下味をつけます。
たれにつけ込んだ穴子を、上下火焼きで、香ばしく焼き上げ、最後に仕上げたれを塗ります。
目視検査にて、焼き色やサイズ等、最終チェックを行い、製品に仕上げます。さらに、金属探知機にて検査を行います。